アジアアロワナは病気にかかりにくい丈夫な魚

大変美しい鑑賞魚といわれているアジアアロワナ。
アジアアロワナは病気にかかりにくい丈夫な魚なのでなかなか病気では死に至りませんといわれていますが、まったく病気にならないというわけではありません。ここではアジアアロワナが病気にかかっている?かいないか?の簡単な見分け方を紹介します。
アジアアロワナは基本的に全種共大型魚です。
アジアアロワナは殆どが50cm級になるので、最低120×60×60の水槽が必要になります。あまり狭い環境で飼うと拒食や成長障害などの事態を招きますので、なるべくなら広々とした環境で飼育してあげましょう。アジアアロワナは非常に喧嘩しやすいので、複数のアジアアロワナを同じ水槽内で飼育することはさけてください。

主なアジアアロワナの病気

★目垂れ★
アジアアロワナの目が下向きになってしまう病気です。
この病気のもとは、アジアアロワナがストレスを感じた時にだんだんと目が下向きになってしまいます。
アジアアロワナがストレスを感じる要因としては、環境面でのことが多いです。
このアジアアロワナの病気を起こしてしまったら、水槽内で何かストレスになるものを発見し、改善する。
このストレスになるものがわからない場合がほとんどです。水槽外の環境を変えてる(アロワナが見える部屋などの環境)
水槽自体をバックスクリーンで覆う などありますが、まずは病気でみてもらいましょう。
異変を早期に発見することにより完治することがありますので。
★エラがめくれ★
これはこの名の通りエラがめくれてしまう病気です。
原因はアジアアロワナの水槽の水質悪化、環境によるアジアアロワナのストレスだと考えられています。
充分な広さの水槽に移しかえることやろ過機能が優れた装置を用意するなどの対処方があります。

主なアジアアロワナの病気その他

下アゴが上アゴよりも出てしまう病気
主にシルバーアロワナに多く発生します。
原因は栄養不足と環境によるストレスです。普通に飼育していれば、そうそう発生しません。ただし、遺伝的な要素も強く影響しますので、ご購入のときから十分注意しましょう。アジアアロワナに栄養バランスの良い配合飼料を与えて、充分な広さの水槽に移しかえる。アジアアロワナの水槽にろ過機能が優れた装置を用意して、定期的に水換えを行い良好な水質を維持する。
水質悪化によることがほとんどで、硫化水素の発生、またはろ過機能不全によるアンモニアの蓄積が原因です。
回復には時間がかかり、アジアアロワナが成魚になれば半年はかかってしまうことも。
アジアアロワナの水槽を定期的に水換えを行い良好な水質を維持することです。
アジアアロワナが病気にならないためにも、日ごろから気を使ってあげてください。

Copyright © 2009 アジアアロワナの病気の見方